2009年9月6日日曜日

カルガモの姿がめっきり減った

8月29日に高浜運河で季節外れの9羽のカルガモ雛鳥(高浜運河f)が誕生しましたが、8月31日に台風11号の風雨があり、翌日には2羽しか確認できませんでした。残念ながら、兄弟たちは増水で流されたり雨に打たれて衰弱したりして死んでしまったのではないかと思います。

高浜運河には、港区の内陸部で降った雨水が集まってきて海に流れ出る出口があり、大雨が降ると水の流れが生じます。孵化して間もない雛鳥たちは水流に勝てずに流されてしまうようです。残酷ではありますが、普通の自然の川で生まれていたとしたら、同じような雨に遭ったら全滅は免れないでしょうから、それよりはましだったと考えるほかないと思います。

高浜運河fの生き残った2羽は今週末の時点では無事でした。芝浦・港南エリアの運河には他に親子連れはいないので、ナワバリ争いのようなこともないらしく、エリア内のあちこちを泳ぎ回っています。今後の無事の成長を祈るばかりです。

ところで、9月に入り、芝浦・港南エリアの運河ではカルガモの姿がめっきり減りました。写真は渚橋の下のところの様子ですが、カルガモの姿を全く見かけませんでした。

こちらは同じ場所の8月下旬の様子。つい先日までこんなにたくさんいたんですけどねえ。

カルガモは留鳥とされていますが、冬場はこの界隈ではほとんど見かけないので、季節によって生息地を変えているようです。もしかして稲の穂を食べに田んぼのある郊外へ行ったのかな?


(9/14追記)高浜運河では先週後半くらいからカルガモの姿がまた増えてきました。姿が見えなかったのは一時的なものだったんでしょうかね。どこに行っていたのかは気になります。

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