2009年5月23日土曜日

高浜運河でカルガモ12羽が孵化するも、1羽はナワバリ争いで絶命

高浜運河にまたカルガモの親子が増えました。昨日から今朝にかけて孵化したようです。今日の昼間、新港南橋付近では3ファミリーの姿が見られ、多くの人が足を止めていました。

数が増えてわかりにくくなってきたので、芝浦・港南エリアで現時点で確認されているカルガモ親子を表にまとめてみます。新港南橋付近で今日観察されたのは、高浜運河A、B、Cの3ファミリーです。

ファミリー名 推定孵化日 最初に確認した雛 現時点での生存数
高浜運河A 5/3~4 7羽 6羽
高浜運河B 5/18~19 5羽 5羽
芝浦A 5/18~19 7羽 7羽
高浜運河C 5/22~23 12羽 11羽

高浜運河Aです。今月初めに孵化し、直後に1羽減ってしまいましたが、その後は1羽も欠けていません。母親と父親?の2羽の成鳥がついていることが多いです。既に親鳥の半分以上の大きさにまで成長しました。

高浜運河Bです。孵化直後の状況はよくわからないのですが、5月20日の時点で5羽を確認しました。その後は欠けていません。

高浜運河Cです。昨日から今日にかけて孵化したとみられます。現時点では一番の大所帯です。12羽が孵化したとみられますが、後述する理由により既に1羽減っています。

いかに高浜運河が広いとはいえ、3ファミリーが共存することは難しいらしく、ナワバリ争いが起きています。実は、決定的瞬間を目撃してしまいました。

ふと気がつくと、Cの雛鳥の1羽が、Aの母親を自分の母親と間違えたらしく、のこのこと1羽だけで近づいていきました。

迷い込んできたCの雛鳥に、Aの母親が襲いかかり、激しく噛み付きます(背後にいるのはAの父親です)。

この雛鳥は私の目の前で絶命したのです。

この事件は今日、私が運河に着いて1分もたたないうちに起きました。何とも絶妙なタイミングで、貴重な光景を撮影することができたものだと思います。

これ以外にも、写真に収めることはできませんでしたが、AのファミリーとCのファミリーとが接近し、母親同士が激しく喧嘩する場面もありました。

初め、Cの雛鳥たちは上の写真に見られるように勝手気ままに泳いでいました。しかし、数時間後に見たときには塊を作っていました。厳しい経験の中で、自らの身を守るためには母親にぴたりとついていかねばならないことを学んだようです。

高浜運河でこれまで観察してきたところ、雛鳥の生存率が高いので、カラスなどに捕食されることは少ないようです。しかし、この水域で供給できる餌の量にも限りがありますので、20羽もの雛鳥が成長していくことは難しいと思います。雛鳥が、天敵に襲われることもなく、ナワバリ争いで落命することもないならば、いずれは全員が餓死します。このような形で命を落とす雛鳥がいるのも、自然の摂理なのだろうと思いました。

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