2009年5月31日日曜日

5月下旬に孵化したカルガモの雛はかなり減ってしまったようだ

高浜運河では、5月下旬に相当数のカルガモの雛が孵化したらしく、一時期は雛で大混雑するありさまとなりました。5月27日の朝には、芝浦・港南エリアの運河沿いで5ファミリー45羽の雛鳥を確認することができました。

次の3枚の写真は26日から28日に撮影したものです。26日の朝には孵化して間もないとみられる9羽の雛鳥(高浜運河F)を確認しました。

雛混ぜ?により11羽から16羽に増えたファミリー(高浜運河C)は、また1羽混ざってしまったらしく、今度は17羽に増えていました。

芝浦アイランドの渚橋の下では、新たに孵化したとみられる11兄弟(芝浦B)の姿が見られました。

27日朝の時点での状況をまとめると下記の表のようになります。このとき高浜運河Aや芝浦Aも、確認はできませんでしたがどこかにいたと考えられるため、この時点では50羽以上の雛鳥が生存していたことになります。

ファミリー名 推定孵化日 初回確認雛 5/27の状況 備考
高浜運河A 5/3~4 7羽 確認できず 5/25に6羽を確認
高浜運河B 5/18~19 5羽 5羽
芝浦A 5/18~19 7羽 確認できず
高浜運河C 5/22~23 12羽 16-17羽
高浜運河D 5/23~24 3(6?)羽 確認できず
高浜運河E 5/24~25 4(6?)羽 4羽
高浜運河F 5/26以前 9羽 8羽
芝浦B 5/27以前 11羽

5月28日から29日にかけては雨が降りました。30日と31日に再度芝浦・港南エリアの雛鳥をカウントしたところ、5ファミリー28羽しか確認できませんでした。特に、今月上旬から中旬にかけて孵化した雛鳥たちは相変わらず元気でしたが、下旬に孵化した雛鳥たちの数は、5月27日頃の総数約40羽から、10羽にまで減っていました。30日から31日の時点での状況は下記の通りです。

ファミリー名 推定孵化日 初回確認雛 5/31の状況 備考
高浜運河A 5/3~4 7羽 6羽
高浜運河B 5/18~19 5羽 5羽
芝浦A 5/18~19 7羽 7羽? 雄が随伴
高浜運河C 5/22~23 12羽 行方不明
高浜運河D 5/23~24 3(6?)羽 行方不明
高浜運河E 5/24~25 4(6?)羽 行方不明
高浜運河F 5/26以前 9羽 行方不明
芝浦B 5/27以前 11羽 行方不明 執筆後に4羽を確認
高浜運河G 5月下旬 9羽 C-Fとの関連は不明
高浜運河H 5月下旬 1羽 C-Fとの関連は不明
高浜運河I 5/29以前 2羽 行方不明 執筆後に2羽を確認

以降は30日と31日に撮影した写真です。まず、今月初めに孵化した6羽(高浜運河A)です。26日以降の一時期、高浜運河では彼らの姿が見えませんでしたが、30日には戻ってきていました。成長して行動範囲が広がったのと、混雑を避けて他に餌場を求めていたのかもしれません。

今月中旬に孵化した5羽(高浜運河B)は、孵化以来ほぼ毎日、新港南橋付近にいる姿が確認されています。

この7羽は30日に新港南橋付近で見られました。断定的なことは言えませんが、成長の程度から考えると、19日に芝浦アイランド近くの人工浮き巣で孵化した7兄弟(芝浦A)かもしれません。

この9羽は、体格的には5月下旬に孵化したもののように見えます。おそらく高浜運河C~Fと芝浦Bのうちの生き残りと考えられます。どのファミリーが生き残ったのかは不明ですので、新たに高浜運河Gとナンバリングすることにしました。

そして、どうやら母一人子一人になってしまった親子(高浜運河H)です。これも5月下旬に孵化した雛鳥のうちの生き残りと考えられます。

いなくなった雛鳥たちは、高浜運河の混雑を避けてどこかに新天地を見つけたと思いたいところですが、孵化して間もない雛鳥の行動範囲を考えればその可能性は低いでしょう。

この水域で50羽以上もの雛鳥が成長してゆける量の餌を供給できるとは到底思えませんので、おそらく餌不足で弱っていたところに雨にあたって衰弱死したのではないかと思います。ナワバリ争いに巻き込まれて殺されてしまった雛鳥もいたかもしれません。5月中旬以前に孵化した雛鳥たちは、既に成長して体力もついており、餌不足もナワバリ争いも乗り切ることができたのだろうと思います。

5月中旬以前に孵化した雛鳥たちがほとんど欠けることなく成長しているところを見ると、少なくともこのエリアでは天敵に捕食されることは少ないようです。雛鳥の主な死因と考えられるのは餌不足とナワバリ争いで、いずれも本質的には個体数の過密に起因します。ここから言えることは、このエリアでこれ以上カルガモの生息数を増やすのは無理ではないかということです。


(追記)5月29日に確認した2羽(高浜運河I)です。生まれたてに見えますが、以前に孵化した中の生き残りの可能性も捨て切れません。この記事を執筆した時点では生死不明でしたが、その後、この2羽とみられる雛鳥が確認されました。

2009年5月29日金曜日

田町駅芝浦口の超高層ツインタワー計画が明らかに:東京ガス芝浦計画

『日刊建設通信新聞』が、今日付けの記事で、「東京ガス芝浦計画」(仮称)の概要が明らかになったと報じていました。

これは、田町駅東口(芝浦口)の東京ガス田町用地跡地に港区の公共施設が移転し、移転で空いた土地を東京ガスが再開発するものです。記事全文の閲覧には会員登録が必要のようですので要約を掲載します。

  • 建設地は、現在、芝浦港南総合支所、芝浦小学校、スポーツセンターなどがある2.8haの敷地。
  • 用途地域は商業地域と準工業地域で、建ぺい率60~80%、容積率400~500%。
  • 高さ180mの超高層ツインタワー、高さ40mのホテル棟、商店街棟などを建設。
  • 敷地南側のA棟などは2011年度着工、2014年度竣工を予定。B棟は2013年度着工、2016年度竣工を予定。
  • ディベロッパーは三井不動産と三菱地所。

建設地は田町駅東口北地区と呼ばれる地区の一部です。現在、建設地の大半は港区有地となっており、芝浦港南総合支所、芝浦小学校、スポーツセンターなどの公共施設と、若干の商業ビルが立地しています。モノレールを挟んでその北東側には、かつて東京ガス田町用地がありました。


田町駅東口北地区

2005年頃から、東京ガス所有地と区有地を交換して、田町用地跡地に公共施設が移転し、空いた土地を東京ガスが再開発するという話が持ち上がっていたのですが、田町用地跡地で土壌汚染が見つかったため、進展が遅れていました。その後、汚染土壌の浄化作業が行われてきました。

田町用地跡地に建設される複合公共施設は、先ごろ大枠が決定され、2012年度中の開設が予定されています。芝浦小学校の移転先の新校舎も既に着工しており、2010年秋に完成します。こうしたことから、区有地が空く目途が立ったことで、東京ガスの再開発計画の方も具体化してきたようです。


芝浦小学校現校舎


田町駅前の雑居ビル
今後のスケジュールを記事の情報をもとに推定すると、まず、2011年度に芝浦小学校の現校舎が取り壊されます。記事にはありませんが田町駅芝浦口前に並んでいる雑居ビルも取り壊されるはずです。総合支所庁舎も同様のはずですが、こちらの取り壊しは少し遅れて2013年度からになるかもしれません。これらの跡地には超高層ツインタワーA棟、ホテル棟、商店街棟が建設され、2014年度に竣工します。スポーツセンターの取り壊しは2013年度に始まり、超高層ツインタワーB棟が2016年度に完成します。

超高層ツインタワーの高さは180メートルとのことですから、芝浦アイランドのタワーマンション群やキャピタルマークタワーよりも10メートル以上高く、住友不動産三田ツインビル西館(赤いビル)とほぼ同じ高さになります。容積率から床面積を概算してみると、やはり三田ツインビル西館に近い大きさになりそうです。三田ツインビル西館の上層階が賃貸マンションの「ラ・トゥール三田」であるように、一部の階にマンションが入る可能性もあると思いますが、詳しいことはまだ明らかになっていません。

商店街棟はおそらく駅直結となり、西口にある田町センタービル「ピアタ」のような構造になるかと思います。もっとも、田町センタービルは飲み屋とパチンコ屋ばかりなので、あれよりは垢抜けた感じになって欲しいところです。

2009年5月28日木曜日

ライブのあるカフェ:タリーズ芝浦海岸通り店

芝浦四丁目に「TULLY'S COFFEE 芝浦海岸通り店」があります。店名とはうらはらに、お店は「海岸通り」沿いではなく「旧海岸通り」沿いにあります。細かい突っ込みですが。

このお店では、毎週木曜日の夕方、フルート演奏やアカペラなどの無料のカフェライブを開催しています。また、毎月第3日曜日は「キッズクラブの日」と題して、歌や紙芝居などの子供向けのイベントを開催しています。

カフェライブは他のスタバ等でも行われているのを見かけますが、キッズクラブというのはあまり聞いたことはありませんね。良い試みであると思います。

ただし、ウェブ上には情報は見当たりません。せっかくの良い試みなんですから、ウェブサイトで告知くらいすれば良いのにと思います。

TULLY'S COFFEE 芝浦海岸通り店
港区芝浦4-13-23 MS芝浦ビル1F
営業時間:平日7:30-20:30、土日祝9:00-18:30、無休

2009年5月26日火曜日

芝次郎

ここ数週間はカルガモの話題の陰に隠れがちですが、芝浦アイランド付近の運河には、アイドル的な存在の夫婦がいます。

誰が名づけたのかはわかりませんが、右側がオスのマガモ?の芝次郎くん、左側がメスのアヒルのホワイティーちゃん。いつ見ても2羽一緒のおしどり夫婦です。

とても目立ちますので、おそらく近所では知らない人はいないでしょう。仲睦まじい姿を見せられて、胸に手を当てて反省させられるお父さんもいるかもしれません。

聞くところによると、ホワイティーちゃんが芝浦の運河に住み着いたのが7~8年前だそうです。また、真偽のほどはわかりませんが、前の夫に先立たれ、芝次郎くんとは再婚との噂。

この芝次郎くんですが、マガモの割には体つきが非常に大きく、また、芝次郎くんが飛んでいる姿を見た人は誰もいないという話ですから、実はマガモではなくアオクビアヒルのオスなのではないかと思います。いずれにせよ、何でアヒルが芝浦の運河にいるのだろうという謎は残りますが・・・

今朝はこの2羽が、ご覧のとおり交尾してました。春ですね。

2羽の間には子供はいないようです。ご両者とも高齢らしいですから、今年こそは子宝に恵まれて欲しいですね。

なお、港区芝地区の公認キャラクターも「芝次郎」という名前なのですが、直接の関係はないようです。


(8/8追記)カルガモプロジェクトさんによれば、今月6日頃、芝次郎くんが亡くなったそうです。私も先日ホワイティーちゃんが1羽きりでいるのを見かけて、どうしたのだろうといぶかしんでいた矢先でした。私の心の中では芝次郎は芝浦のシンボルともいえる存在でした。とても残念です。

2009年5月25日月曜日

雛混ぜ?により16羽のカルガモファミリーが登場

先日、カルガモのファミリー同士のナワバリ争いの模様を掲載しましたが、こうしたカルガモの行動に関する研究論文がありました。

Tetsuo Shimada, Kazuyuki Kuwabara, Saori Yamakoshi, Tomomi Shichi, "A case of infanticide in the Spot-billed Duck in circumstances of high breeding density," Journal of Ethology, 20(2), pp.87-88, 2002 (嶋田哲郎・桑原和之・山越沙織・志知友美「高密度繁殖条件下におけるカルガモの子殺しの例」)

この論文によれば、狭い水面に多数のカルガモのファミリーがひしめきあうような状況になると、親鳥の攻撃性が高まり、他のファミリーの雛鳥を殺害してしまうことも起きるそうです。

子殺しの瞬間をとらえた写真は、学術書を探せば掲載されているかもしれませんが、ネット上にはちょっと見当たりません。先日の記事の写真はそういう意味で貴重なものになったと思います。

昨日は、芝浦アイランドの人工浮き巣で19日に孵化した7兄弟(芝浦A)とみられる7羽が、両親と一緒に新港南橋付近まで来ていました。念のため同じ時間帯に芝浦アイランド周辺を探してみたところ、そちらでは雛鳥の姿が全く見当たらなかったので、間違いないと思います。

その後、案の定、芝浦Aの父親と高浜運河Aの母親とで激しい喧嘩になっていました。

ナワバリ争いが起きるほどたくさんのファミリーが新港南橋付近に集まってくるのも謎です。私の推測では、新港南橋付近の水域は、海への出入り口から最も遠いうえに、芝浦水再生センターからの排水口もあるため、近隣の運河の中では塩分濃度が最も低いと考えられます。カルガモは本来は淡水の沼地などに生息する野鳥ですから、海の水は苦手で、真水に近い水のところに集まってくるのではないかと思います。

昨日はさらに驚いたことがありました。5月22日から23日頃に孵化したファミリー(高浜運河C)は、11羽に減ったはずでした。

昨日確認したら、あれ?14羽に増えています。

この謎を説明すると考えられるのが、昨日新たに確認したファミリー(高浜運河D)の存在です。5月23日から24日頃に孵化したと考えられるのですが、雛鳥は3羽しか見当たりませんでした。

カルガモなどのカモ類では、「雛混ぜ」といって、ファミリー同士が近づきすぎてしまうと、雛鳥が間違えて他の親鳥についていってしまい、親鳥も見分けがつかずにそのまま育てるということがあるそうです。

高浜運河Dは、はじめは6羽であったものが、何らかの理由で雛混ぜが起こり、3羽は高浜運河Cについていってしまったのではないかと想像されます。

そして今朝、新港南橋の近くで14羽が健在なのを確認すると、何とその近くに新たなファミリーとみられる6羽の雛鳥と親鳥(高浜運河E)がいました。しかしそのうち2羽が、親鳥から離れているうちに、高浜運河Aの親子に苛められ、追い立てられていました(会社に遅刻しそうだったので写真を撮る暇がなかったのが残念!)。

2羽の安否が気にかかったので、残業もせずに帰ってくると、高浜運河Eとみられる4羽の雛鳥と親鳥がいました。2羽はナワバリ争いの中で死んでしまったのか・・・

あれ?今朝は14羽だったはずの高浜運河Cが、今度は16羽に増えています。

高浜運河Eのうちの2羽は、高浜運河Aの親子に追い立てられ、必死に逃げ回るうちに、高浜運河Cに混ざってしまったと考えられるのではないでしょうか。

ファミリー名 推定孵化日 最初に確認した雛 現時点での生存数 備考
高浜運河A 5/3~4 7羽 6羽 雄が随伴
高浜運河B 5/18~19 5羽 5羽
芝浦A 5/18~19 7羽 7羽 雄が随伴
高浜運河C 5/22~23 12羽 16羽
高浜運河D 5/23~24 3(6?)羽 3羽 Cに移った?
高浜運河E 5/24~25 4(6?)羽 4羽 Cに移った?

現在までに、芝浦・港南エリアでは上記の6ファミリーのカルガモ親子が確認されています。現時点での雛鳥の生存数は41羽と推定されます。

2009年5月24日日曜日

芝浦小学校新校舎のカルガモ除けは大丈夫か

嘉吉元年(1441年)6月24日、征夷大将軍足利義教は、赤松満祐の邸宅での宴席に招かれ、そこで斬殺されました。この事件を嘉吉の変といいます。

『赤松記』という史料によれば、赤松満祐は足利義教を「庭の泉水で鴨の子がたくさん生まれたので見にいらしてください」と誘ったといいます。現代の私たちは、なんだ室町武士もカルガモ見物していたのか、現代のおじさんと変わらんな、とわかります。

ところが興味深いことに、1973年に花田清輝が書いた『室町小説集』には、渡り鳥である鴨が夏の京都にいるはずがないではないか、だから『赤松記』は捏造に違いない、と書かれているのです。

これについて『浦島雑誌』というブログは、カルガモが広く知られるようになったのは、実は1980年代にマスコミが東京大手町のカルガモ親子の引っ越しを騒ぎ立ててからであり、それ以前は花田清輝のような知識人でさえカルガモの存在を知らなかったのだろうと分析しています。

しかし、より正確に言えば、1980年代以前カルガモは、存在を知られていなかったというよりは、日本での生息数自体が非常に少なかったのではないでしょうか。私も、田舎ではカルガモというものは見たことも聞いたこともありませんでした。

カルガモは農作物を食い荒らすため、農家では害鳥として嫌われています。おそらくトキと同様に、江戸から明治にかけて大半が駆除され、近年になってまた増えてきたのではないかと思います。現代の都会人が暢気にカルガモ見物をしていられるのも、被害を受けることがないからでしょう。


芝浦小学校新校舎の建設現場
さて、そこで気になるのが芝浦小学校新校舎に設置される水田です。

芝浦小学校は2010年秋に芝浦四丁目に移転する予定で、先ごろ新校舎の建設工事が始まりました。芝浦小学校には現在でも小規模な水田があり、稲作の体験学習を行っていますが、新校舎にはもっと広い水田を設置するそうです。

移転先は運河のすぐ近くになりますので、油断していると運河に生息するカルガモたちが飛んできて、苗を踏み倒したり、稲穂を食い荒らしたりするかもしれません。防鳥ネットを張り巡らすことは難しくないと思いますので、どうかカルガモ連中への警戒を怠らないようお気をつけください。

2009年5月23日土曜日

高浜運河でカルガモ12羽が孵化するも、1羽はナワバリ争いで絶命

高浜運河にまたカルガモの親子が増えました。昨日から今朝にかけて孵化したようです。今日の昼間、新港南橋付近では3ファミリーの姿が見られ、多くの人が足を止めていました。

数が増えてわかりにくくなってきたので、芝浦・港南エリアで現時点で確認されているカルガモ親子を表にまとめてみます。新港南橋付近で今日観察されたのは、高浜運河A、B、Cの3ファミリーです。

ファミリー名 推定孵化日 最初に確認した雛 現時点での生存数
高浜運河A 5/3~4 7羽 6羽
高浜運河B 5/18~19 5羽 5羽
芝浦A 5/18~19 7羽 7羽
高浜運河C 5/22~23 12羽 11羽

高浜運河Aです。今月初めに孵化し、直後に1羽減ってしまいましたが、その後は1羽も欠けていません。母親と父親?の2羽の成鳥がついていることが多いです。既に親鳥の半分以上の大きさにまで成長しました。

高浜運河Bです。孵化直後の状況はよくわからないのですが、5月20日の時点で5羽を確認しました。その後は欠けていません。

高浜運河Cです。昨日から今日にかけて孵化したとみられます。現時点では一番の大所帯です。12羽が孵化したとみられますが、後述する理由により既に1羽減っています。

いかに高浜運河が広いとはいえ、3ファミリーが共存することは難しいらしく、ナワバリ争いが起きています。実は、決定的瞬間を目撃してしまいました。

ふと気がつくと、Cの雛鳥の1羽が、Aの母親を自分の母親と間違えたらしく、のこのこと1羽だけで近づいていきました。

迷い込んできたCの雛鳥に、Aの母親が襲いかかり、激しく噛み付きます(背後にいるのはAの父親です)。

この雛鳥は私の目の前で絶命したのです。

この事件は今日、私が運河に着いて1分もたたないうちに起きました。何とも絶妙なタイミングで、貴重な光景を撮影することができたものだと思います。

これ以外にも、写真に収めることはできませんでしたが、AのファミリーとCのファミリーとが接近し、母親同士が激しく喧嘩する場面もありました。

初め、Cの雛鳥たちは上の写真に見られるように勝手気ままに泳いでいました。しかし、数時間後に見たときには塊を作っていました。厳しい経験の中で、自らの身を守るためには母親にぴたりとついていかねばならないことを学んだようです。

高浜運河でこれまで観察してきたところ、雛鳥の生存率が高いので、カラスなどに捕食されることは少ないようです。しかし、この水域で供給できる餌の量にも限りがありますので、20羽もの雛鳥が成長していくことは難しいと思います。雛鳥が、天敵に襲われることもなく、ナワバリ争いで落命することもないならば、いずれは全員が餓死します。このような形で命を落とす雛鳥がいるのも、自然の摂理なのだろうと思いました。

2009年5月22日金曜日

キヤノンMJ港南事業所再開発へ


キヤノンMJ港南事業所


運河側から
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は先ごろ、資産効率向上のため、全国の営業拠点を再編・整理、その第一弾事業として港南事業所を再開発する方針を明らかにしました。

キヤノンMJは、昔のキヤノン販売と言えばわかる人も多いのではないかと思います。港南事業所は港南2丁目13-29にあります。現在、ビルの下層階は倉庫、上層階はオフィスとなっているようです。

建て替え後は、立地的にはオフィスビルとなる可能性が高いと思います。品川グラスレジデンスのように上層階に賃貸マンションが入る構造もありえるかもしれません。敷地面積は広くはないので、それほど高い建物は建たないでしょう。

2009年5月21日木曜日

高浜運河の新顔は5羽、エリアのカルガモ雛は18羽に

先日、「高浜運河でも新しいカルガモの雛が生まれたかもしれない」とお伝えしましたが、本日確かにその存在を確認しました。新しく生まれた雛鳥は5羽、推定孵化日は5月18日から19日頃です。

写真は新港南橋のたもとで今朝撮影したものです。前回3羽しか確認できなかったのは、物陰にでも隠れていたためでしょう。

こちらは今月初めに孵化した6羽の雛鳥と、母親と父親?です。少し離れた場所で同じ時間帯に撮影しました。写りは悪いですが、すっかり大きく育ったことがわかります。

芝浦アイランドの人工浮き巣で19日に孵化した7兄弟も元気です。現時点で、芝浦・港南エリアでは18羽のカルガモの雛が生存していることが確認されました。

なんとも賑やかで、嬉しい限りですが、餌の供給が足りるのかが心配になってきました。高浜運河の6兄弟はしばしば芝浦アイランドまで出かけていますが、これが高浜運河だけでは十分な量の餌を採取することができないためだとすれば、数が増えたらますます餌が足りなくなるかもしれません。

2009年5月19日火曜日

芝浦アイランドでカルガモ孵化、高浜運河でも3兄弟が誕生?


5月14日(木)
高浜運河のカルガモ6兄弟は、その後無事に育っています。誕生からは推定で2週間以上が経過し、ずいぶん体つきも大きくなりました。


5月17日(日)
6兄弟は朝方はたいてい新港南橋周辺にいるようです。昼間は芝浦に出かけていることもあれば、港南にとどまっていることもあります。考えてみれば、これって私の行動パターンとまるっきり同じなんですよね・・・

そして今朝、カルガモプロジェクトの人工浮き巣を確認したところ、1羽の雛鳥が顔を出しているのを見かけました。もしやと思いましたが、やはり本日、7羽の雛鳥の孵化が確認されたようです

さらに驚きの知らせがあります。新港南橋のたもとで今朝、3羽の雛鳥と親鳥がいるのを確認しました。この3兄弟は、今月初めに生まれた高浜運河6兄弟と比べると明らかに体長は小さく、孵化して間もないように見えます。

芝浦アイランドで今日生まれた7兄弟と同一とは考えづらいので、新たな3兄弟が加わったのかもしれません。何とかして確認してみます。

2009年5月18日月曜日

国交省羽田・成田鉄道アクセスWGの検討結果が公表される

国土交通省では、2007年度に「成田空港と羽田空港の人流面の有機的連携に関する調査委員会」という研究会を設置し、都心部と成田空港・羽田空港との鉄道アクセス改善について検討を進めてきました。さらに、昨年11月に「成田・羽田両空港間及び都心と両空港間との鉄道アクセス改善に係るワーキンググループ」を設置し、学識経験者、自治体、鉄道会社などの代表者から意見を聴取していました。このワーキンググループの検討結果について、『日刊建設工業新聞』から今日付けで記事が出ていました。

国交省/成田~羽田間アクセス改善へ鉄道ルート案/都営浅草線に短絡線整備

国土交通省は、成田と羽田の両空港間の鉄道アクセス改善に向けて07年度から検討を進めてきた新たなルート案について、都営浅草線の押上駅~泉岳寺間延長11キロに短絡線を整備する案を選定した。成田空港の駅から都営浅草線押上駅までと、都営浅草線泉岳寺駅から羽田空港の駅までは既存線を活用し、押上~泉岳寺間に新線を整備して成田・羽田両空港を50分台で結ぶ計画。押上~泉岳寺間には「新東京駅」も整備し、都市内交通の利便性も高める。国交省は近く具体的な整備ルートや、新東京駅の位置・構造などの調査に入る。

成田空港の平行滑走路延伸完成(10年3月)と羽田空港のD滑走路完成(10年10月)による両空港の利用者増などを見据え、国交省は07年度から両空港を高速で結ぶ鉄道アクセスを検討。08年度には有識者や鉄道事業者、関係自治体などによるワーキンググループを設置し、既存ストックを活用しながら移動時間を短縮する四つの鉄道アクセス案の検討を進めてきた。

4案は成田空港の駅から既存の成田高速鉄道アクセス線、北総線、京成線、都営浅草線を利用して都心部に入る点は同じだが、その後の接続が異なる。「案1」は都営浅草線の押上駅から宝町駅までは既存線を利用し、その後の宝町駅~三田駅間に追い越し線を整備。「案2」は都営浅草線押上駅から泉岳寺駅間(延長11キロ)に短絡線を整備するが、新東京駅を経る。「案3」は都営浅草線押上駅から泉岳寺駅間(延長10キロ)に短絡線を整備するが、東京駅を経ない。「案4」は京成日暮里駅~都営浅草線泉岳寺間(延長10キロ)に短絡線を整備する。4案ともに三田駅または泉岳寺駅以降は京浜急行を経て羽田空港につながる。

国交省は最もアクセス時間を短縮でき、都市鉄道として最も需要が高い東京駅を経由する「案2」を選定。短絡線向けの東京駅は八重洲通り直下、丸ノ内線の直下、東京駅丸の内側にある仲通りの直下に駅を新設する3案を検討する。国交省は仲通り直下の新駅から斜め乗り換え通路を設けた場合、他路線(東京メトロ千代田線、都営三田線など)との乗り換え利便性が他の2案よりも高く、需要も大きいとみている。

国交省のワーキンググループは3月24日の第4回会合で検討を終えたはずだったのですが、検討結果の報道発表がなかったので、どうなっているのだろうと思っていました。おそらく、同時期に千葉県の森田新知事と神奈川県の松沢知事が羽田と成田とを結ぶ湾岸リニアの構想を発表したため、これとの調整が必要だったのでしょう。

都心部と成田空港・羽田空港との鉄道アクセス改善については、2001年頃から「都営浅草線の東京駅接着」などという話も出ていたのですが、いろいろと問題があり実現はしていませんでした。今回の案も今後どうなるかはわかりませんが、私は湾岸リニア構想と違って実現性の高い案であると考えています。

4つの案の中では、国交省の言う通り、案2の新東京駅ルートがベストと思います。路線長が長いため整備費用は増えますが、最も利便性が高く、千葉ニュータウン方面からの通勤需要も喚起できるためです。新東京駅の位置も仲通り直下がベストと思います。この新線が開業すれば、新東京駅から成田空港までは40分弱、羽田空港までは20分程度にまで短縮されます。新線の整備費用は、各種の情報によれば3,000億円程度と見込まれています

ただし、ワーキンググループの検討結果の発表と合わせて、京急品川駅の地下化の構想が発表されることをより期待していました。残念ながら今の段階ではそこまで踏み込んだ構想とはなっていないようです。リニア新幹線の開業に向けた品川駅高輪口の再開発や、八ツ山の踏切解消のためには、京急品川駅の地下化が不可欠であると思われます。


(5/20追記)日刊建設工業新聞の記事の元ネタは「首都圏空港(成田・羽田)における国際航空機能拡充プランの具体化方策についての懇談会(第2回)」の配布資料(資料4)だったようです。資料3を見ると、湾岸リニア構想を意識したアンケート調査も行っているようですね。

2009年5月16日土曜日

オフィス・デポ品川東口店と天王洲アイル店でも閉店セール


オフィス・デポ品川東口店


オフィス・デポ天王洲アイル店
4月30日にオフィス・デポ芝浦店が閉店しました。近隣にある品川東口店と天王洲アイル店の閉店も時間の問題と思われていましたが、その後両店の閉店も順次発表されました。オフィス・デポ品川東口店は5月29日に、天王洲アイル店は6月12日に閉店します。

既に両店では閉店セールが始まっています。品川東口店ではもう目ぼしい物はなくなっていますが、天王洲アイル店ではこれからです。芝浦店の閉店セールのときは最終日には在庫品を9割引で売っていましたから、運が良ければ今回の機会に欲しい物が9割引で手に入るかもしれません。

オフィス・デポ品川東口店は品川グランドコモンズの奥のほうにある三菱重工ビルの2階にあります。営業時間は平日は夜8時まで、土日は6時までです。天王洲アイル店はスフィアタワー天王洲の1階です。土日は休みで、平日も夜7時で閉まります。

2009年5月15日金曜日

オフィス・デポ芝浦店跡地はドラッグストア

芝浦四丁目にあったオフィス・デポ芝浦店が4月30日に閉店しましたが、その跡地には「ドラッグストア スマイル 芝浦海岸通店」が出店するようです。パートさん募集の張り紙がオフィス・デポ跡地に貼ってありました。

イオン系の「まいばすけっと」が出店するという私の予想は当たりませんでした。この場所は駅前立地ではないし、「ドラッグストア スマイル」は既に芝浦三丁目だけで2店舗あるので、採算が取れるか心配なのですが、芝浦四丁目は人口が急増しているので大丈夫と判断されたのでしょうか。

そういえば6月には改正薬事法が施行されます。これと時を合わせての出店となりそうです。

2009年5月13日水曜日

高浜運河のカルガモ親子は芝浦アイランドへもお出かけ?


5月9日(土)


5月11日(月)


5月13日(水)
高浜運河のカルガモ親子の観察を続けています。5月5日(火)の時点では7羽の雛鳥を確認できていたのですが、5月9日(土)以降は6羽しか確認できていません。残念ながら1羽は何らかの理由により命を落としたと思われます。

カルガモ親子は新港南橋周辺にいることが多いのですが、9日には浜路橋のさらに北側にいるのを確認しました。どうやら雛鳥の行動範囲はかなり広いようです。

芝浦アイランドでも6羽の雛鳥が目撃され、テレビにも取り上げられる騒ぎとなっています。状況から見て、芝浦アイランドの親子と高浜運河の親子とは同一で、普段は高浜運河にいる親子が、芝浦アイランドへもお出かけしているのではないかと思います。

私も、高浜運河でカルガモ親子を確認してから、急いで芝浦アイランドへ行き、他の親子がいないか探す、ということを何度か試みてみましたが、これまでに他の親子の存在は確認できていません。

というわけで、カルガモ親子をご覧になりたければ、現時点では芝浦アイランドへ行くよりも高浜運河へ行った方が、出会える確率は高いようです。

もっとも、どうやら芝浦アイランドの人工浮き巣の卵ももうすぐ孵りそうです。数日以内にはそちらでも雛鳥が見られるでしょう。

2009年5月12日火曜日

ホテルパシフィック東京に足りないものは「あれ」なのか

外資系ITベンダ採用担当者のつぶやき』というエッセイにこんな話が載っていました。

某外資系ITベンダの人事部で働く久利さん。ある日、上司からホテルの予約を頼まれます。

「今度米国からヴァイスプレジテンドのマイケルさん(仮名)が来日するから、品川駅近くのホテルで3泊とっておいてほしい。あ、分かっていると思うけど、あれは必須だから」

あれとは何のことだろうと悩んだ久利さんは、一つの答えを思いつきます。

「マイケルさんの滞在するホテルですが、Aホテルで宜しいでしょうか?歴史のある格式あるホテルですし、富士山も見えます」

しかし、上司からは「マイケルさんにはAホテルではダメだよ」と言われてしまいます。

あれとはジムもしくはプールのことだったのです。海外のエグゼクティブはトレーニングを日課としており、それは単に健康維持のためではなく、有酸素運動によって頭脳が活性化されるのである。だから日本人もトレーニングしようというのが話のオチでした。

確かに、近年開業した外人も泊まりそうな高級シティーホテルにはたいていあれ(ジムかプール)があります。例えば、比較的規模が小さいストリングスホテル東京インターコンチネンタルにも、しっかりフィットネスルームがあります。また、品川プリンスホテル、グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪、ザ・プリンスさくらタワー東京の品川駅西口プリンスホテル群には、エリアの宿泊客が共通で利用できるジムプールがあります。

しかし、品川駅に近く、歴史も格式もあり、富士山も見えるホテルであるホテルパシフィック東京には、ジムもプールもありません。


ホテルパシフィック東京
あれがないために海外のエグゼクティブから嫌われてしまったためかはわかりませんが、3月26日、ホテルパシフィック東京は2010年9月末日をもって営業を休止すると発表しました

既にホテルパシフィック東京は築40年近く経過しており、いずれにせよ水周りを中心とする大規模修繕は避けられなかったはずです。東京でのホテル競争が激化する中で、ホテルパシフィック東京はあれがないなど設備が陳腐化しており、修繕に多額の費用をかけてまで営業を継続するべきではないという経営判断があったのでしょう。

営業休止後は、現在の建物のままビジネスホテルとして営業していくのも一つの選択ではありますが、将来のリニア始発駅となることが確実視されている品川駅前の一等地ですから、それではもったいないと思います。隣の品川税務署の敷地と一体的に再開発され、グラントウキョウノースタワーのような商業施設とオフィスの複合ビルが建てられると予想しています。

品川税務署は既に移転の方針が決まっています。ただし、品川税務署の敷地は第2種住居地域に指定され、容積率は300%となっていますので、容積率の緩和が今後議論になるかと思います。

2009年5月11日月曜日

芝浦ルネサイトで街開き


運河側から見たルネサイト
左がホテルグレイスリー田町
右がルネサイトタワー
5月9日(土)に、芝浦ルネサイトの竣工を記念する街開きイベントが行われました

芝浦ルネサイトは、芝浦工業大学の旧キャンパスを再開発して作られた街です。JR田町駅芝浦口から徒歩3分程度の位置にあり、芝浦三丁目の繁華街に隣接しています。新しい芝浦工業大学芝浦キャンパスが建つA街区、オフィスビルの芝浦ルネサイトタワーが建つB街区、ホテルグレイスリー田町が建つC街区から構成されています。

実は街開きを待たずに、ホテルグレイスリー田町は昨年10月にオープンし、芝浦工業大学も4月に開校しています。ルネサイトタワーも、既にテレビドラマではオフィスビルとして登場しています。


テレビドラマのワンシーン
今後、ルネサイトタワーには住友電工東京本社が移転してくるなど、本格的に稼動を開始します。

近隣住民として思い出深いのは生コン落下事件です。その後何事もなく、予定通り竣工して良かったですね。

2009年5月10日日曜日

キャナルサイドのジョギングコース2:高浜運河沿緑地

芝浦・港南エリアのジョギングコースとして、前回は芝浦アイランド一周コースをご紹介しましたが、今回は高浜運河沿緑地をご紹介します。

芝浦・港南地域の運河の護岸は、歩行者と自動車が分離された、安全で快適なジョギングコースとなっています。ただし芝浦アイランドのコースでは一箇所だけ横断歩道がありました。高浜運河沿緑地のコースでは横断歩道は一箇所もなく、より安全です。

コース一周はおよそ2,500メートルです。お手洗いや店舗などのランナーが必要とする施設も充実しています。品川駅港南口のオフィスビル街からすぐ近くですので、オフィスワーカーのみなさんの健康づくりにご活用ください。

ウォーミングアップにも最適な、港南公園C面をスタート地点としましょう。地図はリンク先にありますので参照してください。港南公園は御楯橋から天王洲アイルに至る経路上にある公園で、A、B、C、Dの4面に分かれています。C面は2009年4月に再整備されて新装オープンしました。
高浜運河沿緑地を北向きに走り始めます。
ボランティアのみなさんが緑地に植えた草花を観賞。
高浜運河沿緑地のシンボルの一つである青いオブジェが見えてきます。
港南公園B面の桜並木の前を通過。4月にはここで桜祭りが開かれます。
港南公園周辺の壁面には、当時の幼稚園児や保育園児が下絵を描いたモザイク画が展示してあります。子供たちはもう大人になっていると思いますがどんな気分でしょうか。
御楯橋をくぐります。ここはフロート橋となっており、潮位によって上がり下がりします。これは、御楯橋が低すぎるために通常の護岸工事が困難であったところを、2006年に港区で工夫してフロート橋でつなぎ、行き来ができるようにしたものです。この工夫は市民が喜ぶ小さなインフラとして高く評価されています。
門のような形をしたビルであるリバージュ品川の前を通過。
ビュロー品川の前を通過。
新港南橋をくぐります。
新港南橋周辺ではよくカルガモが泳いでいます。初夏の季節には、運が良ければカルガモの雛に出会うことができます。
帆の形をしたオブジェが特徴的な浜路橋と、パークタワー品川ベイワードが見えてきます。
パークタワー品川ベイワードの公開空地はトロピカルな雰囲気。
高浜運河沿緑地はここで終わりとなるため、浜路橋を渡って、運河の対岸へ行きます。
芝浦中央公園運動場の前を通過。この上にテニスコートとフットサル場があります。
ここで折り返しとなり、高浜運河沿緑地の対岸を南向きに走ってゆきます。
高浜運河沿緑地のもう一つのシンボルであるアーチをくぐります。
ソニー本社ビルと品川クリスタルスクエアが見えてきます。新港南橋を再度くぐります。
このあたりからはフジテレビの球体展望台が見えます。
品川グラスレジデンスの前を通過。隣ではオフィスビルを建設中です。その先にある御楯橋を再度くぐります。
品川タワーフェイスの前を通過。
高浜運河沿緑地の南端となる楽水橋が見えてきます。
楽水橋を渡ります。橋の上からはT.Y.ハーバー・ブルワリーが望めます。
橋を渡るとスタート地点の港南公園C面に着き、一周となります。

お手洗いは港南公園A面とD面にあり、また芝浦中央公園運動場でも借りることができます。飲み物が欲しくなったら、ちょっと探せばコンビニや自販機があちこちで見つかるでしょう。着替え場所としては北品川に吹上湯、新馬場に海水湯があり、銭湯ランナーとなることができます。