2009年10月31日土曜日

天皇陛下港南へ

今日午前、天皇皇后両陛下が、「第29回全国豊かな海づくり大会」の式典に出席されるため、港区港南の東京海洋大品川キャンパスにいらっしゃいました。

大学周辺では一昨日くらいから多くの警察官が24時間体制で警備を行っていました。今朝は運河に警視庁の警備艇までが出動していたようです。おかげさまで、もともと平和な周辺地域の治安もさらに万全といった感じでした。

今年に入って天皇陛下は7月24日10月11日にも海洋大学にいらっしゃっています。天皇陛下はハゼの研究者でいらっしゃいますから縁が深いのでしょう。

そういえば昭和天皇は軟体動物の研究で有名でしたし、秋篠宮殿下はナマズの研究をされていますから海洋大学にもそのうちお越しになるかもしれませんね。

2009年10月21日水曜日

ユリカモメが帰ってきた!

今朝、本ブログのトップ画像にも採用しているユリカモメを、今シーズン初めて高浜運河で見かけました。シベリアから帰ってきたようです。東京はまだまだ結構暖かいですが、シベリアはもう寒いのでしょう。

「帰ってきた」と書きましたが、群れの中には今年の初夏に生まれて大都会東京を初めて目にした個体もいるはずですね。例年ですとこれから後続の群れも加わって、100羽くらいが運河に住み着くことになります。

写真左上の鳥は顔がやや黒いですが、やはりユリカモメで、夏の羽毛が少し残っている状態です。

こちらは模様は似ていますがウミネコさんです。ユリカモメとは逆に南から渡ってきた鳥ですからもうじき南へ帰ります。居場所を占領されてなんだか不機嫌そうですね。

2009年10月19日月曜日

港南五丁目で屋外広告の撤去が始まる

港南五丁目で屋外広告の撤去が始まったようです。ホクレン東京食品流通センターの屋上に設置されていた屋外広告の撤去工事が進んでいました。

こちらは10月4日の様子。

こちらは10月18日の様子です。

東京都は2007年に東京都景観計画を策定し、芝浦、港南、台場、有明、豊洲、晴海周辺エリアの大部分を水辺景観形成特別地区に指定しました。2009年以降は港区に景観行政団体の役割が移されました。10月1日から適用されている港区景観計画では、引き続き芝浦・港南エリアの大部分が水辺景観形成特別地区に指定されています。

港区景観計画では、臨海部での良好な景観の形成を目的として、水辺景観形成特別地区においてはピカピカ光るネオンサインのような屋外広告の設置を許可しないとしています。既存の屋外広告については撤去費用の3分の2を都と区で合わせて補助する制度を施行しています。今回のホクレンの広告の撤去もこうした流れの一環であろうと思います。

港南五丁目には巨大な屋外広告がまだいくつか残っています。元々は首都高羽田線を走る車に向けて作ったものだと思いますが、現在では高層マンションが林立しているせいで首都高からはよく見えなくなっています。

いまどき屋外広告に影響されて物を買う消費者も少ないでしょうし、逆に景観を破壊することで企業イメージを悪くしているだけだと思いますから、屋外広告はさっさと撤去した方がいいんじゃないでしょうか、某ビール会社さん。

2009年10月18日日曜日

運河にマガモが飛来

先週の中ごろから、高浜運河でマガモの姿をちらほら見かけるようになりました。写真はおそらくマガモのメスであると思います。

先週の中ごろにはオスを含む10数羽の群れの姿もあったのですが、週末には見かけませんでした。もしかしたら今いるマガモにとっては、東京は最終目的地ではなく、渡りの途中で休憩しているだけなのかもしれません。

ご存知の通りマガモは夏場をシベリアで過ごし、冬場に日本に渡ってきます。これからの季節、運河はマガモやユリカモメが群れをなし、にぎやかになります。入れ替わりでウミネコは南へ帰り、カルガモも大半はどこかへ行ってしまいます。

カルガモ、マガモ、ウミネコをこのように同時に見られるのも、いまのうちだけのようです。

2009年10月17日土曜日

食肉市場まつり2009

東京都中央卸売市場食肉市場で開催されていた「東京食肉市場まつり2009」に行ってきました。肉類が無料試食できたり、卸値価格で買えたりが人気のイベントです。開催期間は今日と明日の2日間です。

今回は「しまね和牛」の無料試食を一番の目当てにしていました。しかし開始予定時刻の11時には既に行列ができており、定員に達していました。

どうやら予定時刻を繰り上げて始めていたようです。来年はもっと早くから並ばねば。

仕方ないので銘柄豚の無料試食のほうに並んだのですが、こちらも長蛇の列。

無料提供されていたのは岩手県産銘柄豚の岩中豚(いわちゅうぶた)のとんかつです。やわらかくておいしく、とんかつにするのがもったいないくらいです。

お肉の販売もやっていましたが、買いませんでした。品川駅前にはカネカ畜産という安くておいしい肉屋があるので、あえてこういうイベントで買う必要もないのです。

2009年10月9日金曜日

台風18号の影響で運河でも高潮位に

昨日の出勤時間帯は台風18号の影響で首都圏の鉄道路線の多くがストップし、品川駅では足止めされた乗客が路上にまで溢れて大変な混雑だったそうですね。バスor徒歩通勤の私には無縁の話なんですけど。

さて、品川駅で大変な事態が起きていた頃、品川駅近くの高浜運河でも大変な事態が起きていました。なんと運河の水が溢れて運河沿いの歩道が水に浸かっていたのです。これほど潮位が上がっているのを見たのは初めてでした。

東京都港湾局の潮位記録によれば、東京港の測定点(港南三丁目)の潮位は10月8日9:20頃にA.P.(荒川工事基準面)2.56メートルに達しました。普段は、一番潮位が高くなる9月頃の大潮の満潮時でも潮位はA.P.2.05メートル程度ですから、それよりも50センチも高い潮位を記録したことになります。

台風や低気圧が接近すると、気圧が下がって海水面が吸い上げられる効果と、風で海水が吹き寄せられる効果とが合わさり、高潮が引き起こされます。特に今回のように台風が東京の西側をかすめる形で通過すると、東京湾では南風が吹きますから湾内に海水が吹き寄せられやすくなります。さらに今回は大潮の直後であり、かつ台風の通過と満潮とが同時刻でしたから、高潮が発生しやすい条件が重なっていたことになります。

昨日の潮位は2006年10月以来3年振りの高潮位でした。なお、3年前のくしくも同じ10月8日には、発達した低気圧の影響で異常潮位が引き起こされるという出来事があり、このときには東京港の潮位は最高でA.P.2.72メートルに達しました。歴史をさかのぼれば、大正7年9月30日~10月1日の台風では、東京湾の潮位はA.P.4.21メートルを記録しました。このときは高潮により東京や千葉で1,324人の死者・行方不明者を出しています。

高潮の被害を受けやすいのは大河の河口部の沖積平野です。特に東京東部のゼロメートル地帯では、もし防潮堤が決壊したら大きな被害を受けるおそれがあります。一方、芝浦や港南の埋立地では高潮を心配する必要はほとんどありません。多くの埋立地は、高潮で予想される潮位よりもさらに高くまで土が積まれているためです。実際、昨日の状態からさらに1.5メートルくらい潮位が高くなったとしても、うちの前までは水は来ないだろうなと思いました。

2009年10月7日水曜日

プレミアム付きスマイル商品券ふたたび

10月1日より、港区商店街振興組合連合会のプレミアム付きスマイル商品券が販売開始になりました。

プレミアム付きスマイル商品券は、1冊1万円で商品券の綴りを買うと、500円券が22枚綴りになっており、1万1千円分の買い物ができる仕組みになっています。港区在住者か在勤者であれば1人5冊まで購入することができますが、利用できるのは港区内の商店会に加入している店舗または医療機関に限られます。また、有効期限が来年の3月31日までであること、500円以下の買い物をしてもお釣りが出ないなどの制限があります。

前回は3月にも同様の商品券が発売されていました。このときは長い間売れずに残っていたので、今回ものんびりしていたのですが、いざ買いに行ったら芝浦三丁目のミナトヤさんでは既に売り切れていました。

今回は発売早々に品薄となったのはなぜか考えてみると、発行部数が前回の3分の1しかないこと、前回は港区在住者のみが購入可能だったものが今回は在勤者にも対象を広げたこと、スーパーなどの利用可能店舗が増えたことなどが要因であると思います。

あちこち探したところ、芝二丁目の「くらしの百貨スズキ」ではまだ売れ残りがありました。ですがこちらの店でも売り切れは早いと思います。欲しい方はお早めにどうぞ。