港南五丁目で屋外広告の撤去が始まったようです。ホクレン東京食品流通センターの屋上に設置されていた屋外広告の撤去工事が進んでいました。
東京都は2007年に東京都景観計画を策定し、芝浦、港南、台場、有明、豊洲、晴海周辺エリアの大部分を水辺景観形成特別地区に指定しました。2009年以降は港区に景観行政団体の役割が移されました。10月1日から適用されている港区景観計画では、引き続き芝浦・港南エリアの大部分が水辺景観形成特別地区に指定されています。
港区景観計画では、臨海部での良好な景観の形成を目的として、水辺景観形成特別地区においてはピカピカ光るネオンサインのような屋外広告の設置を許可しないとしています。既存の屋外広告については撤去費用の3分の2を都と区で合わせて補助する制度を施行しています。今回のホクレンの広告の撤去もこうした流れの一環であろうと思います。
港南五丁目には巨大な屋外広告がまだいくつか残っています。元々は首都高羽田線を走る車に向けて作ったものだと思いますが、現在では高層マンションが林立しているせいで首都高からはよく見えなくなっています。
いまどき屋外広告に影響されて物を買う消費者も少ないでしょうし、逆に景観を破壊することで企業イメージを悪くしているだけだと思いますから、屋外広告はさっさと撤去した方がいいんじゃないでしょうか、某ビール会社さん。
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