高浜運河を中心とする芝浦・港南エリアの運河では、先週一週間でカルガモの雛鳥が4ファミリー24羽孵化し、おそらく今シーズン最後のベビーラッシュとなりました。そのため今週は孵化したばかりの雛鳥同士が密集する状況となり、親鳥同士が喧嘩してはらはらさせる状況も見られましたが、今までのところ大半の雛鳥は無事に成長しているようです。
7月26日(日)の時点で、芝浦・港南エリアの運河で私が確認できたカルガモ親子は次の通りでした。
ファミリー名 | 推定孵化日 | 初回確認雛 | 7/26の状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|
高浜運河I | 5/29以前 | 2羽 | 1羽 | |
高浜運河R | 6/12~13 | 8羽 | 7羽 | |
芝浦C | 7/6以前 | 2羽 | 2羽 | 高浜運河Tと同一? |
高浜運河V | 6/30~7/1 | 5羽 | 5羽 | |
高浜運河X | 7/12~7/13 | 5羽 | 5羽 | |
高浜運河Y | 7/13~7/14 | 6羽 | 6羽 | |
高浜運河Z | 7/14~7/15 | 5羽 | 5羽 | |
高浜運河a | 7/16~7/17 | 8羽 | 8羽 | |
高浜運河b | 7/22~7/23 | 3羽 | 2羽 | |
高浜運河c | 7/24~7/25 | 4羽 | 4羽 |
5月末に孵化した高浜運河Iです。とうに親離れして浜路橋の下に1羽だけで住み着いています。ほんのわずかな距離でしたが飛んでいるところを見かけました。もう一人前ですね。
6月13日頃に孵化した高浜運河Rの7羽です。芝浦運河から高浜運河までの広い範囲で見かけます。もうすぐ親離れする頃です。
こちらは6月20日頃に孵化した高浜運河Sの6羽の24日の写真です。週末には姿を確認できませんでしたが、どこか近隣にいるのだろうと思います。
渚橋の周辺で見かける2羽(芝浦C)です。この親鳥はよく見ると口元の黒い筋が薄いという特徴的な顔つきをしていますので、6月23日頃に孵化した高浜運河Tと同一であろうと思います。それにしても野生動物とは思えない緊張感を欠いた格好ですね。
7月1日頃に孵化した高浜運河Vの5羽です。この親鳥は以前は他の成鳥と喧嘩ばかりしていましたが、最近は穏やかになりました。
7月13日頃に孵化した高浜運河Xの5羽です。だいたいは新港南橋下のテトラポッドの周辺にいます。5羽全員が生存しています。
7月14日頃に孵化した高浜運河Yの6羽のようです。浜路橋周辺で見かけることが多いですが、見かけない日もあり確認はしづらいです。6羽全員が生存しています。
7月15日頃に孵化した高浜運河Zの5羽のようです。浜路橋から新港南橋の周辺で見かけることが多いです。高浜運河Xと紛らわしいですが、別のファミリーであることを確認しました。高浜運河Xとは行動範囲が異なります。
7月17日頃に孵化した高浜運河aの8羽です。だいたいは新港南橋下のテトラポッドの周辺におり、現在のところ一番目立っています。8羽全員が生存しています。
新たに7月23日頃に孵化したとみられる高浜運河bの2羽です。新港南橋下のテトラポッドの周辺にいます。
こちらは高浜運河bと思われる雛鳥を7月23日に初めて確認した際の写真です。3羽が孵化したとみられますが、1羽は既に死んでしまったようです。
そして、7月25日に新たに4羽の雛鳥(高浜運河c)を確認しました。彼らも新港南橋下のテトラポッドに居場所を定めたようです。
夏場になり気温・水温も上昇して餌も豊富になってきているようですが、今週孵化した雛鳥が飛べるようになる頃には秋を迎えます。雛鳥たちは早く成長して冬を乗り切る体力をつけないといけないのでしょう。
突然失礼します。
返信削除近くに住んでいる者です。
芝浦のアヒル亡くなったんですか。
通勤のモノレールからいつも見ていたのですが、最近は姿がなくどうしたのかなと思っていました。
これからカルガモの子育ての時期に入りますが、シーバス釣りの人がお構いなしにルアーを投げるので心配です。
特に、下水処理場のテトラはカモの子育て場になっていますしね。
昨年は区役所に電話して注意の看板を張ってもらいました。
散歩の途中、カモの親子がいるところでルアーを投げている人には一言「お願い」をしました。
妻からは逆切れされて殴られでもしたら困るからやめるように言われましたが。
今年も子育ての時期にはハラハラしながら見なくてはならないでしょうね。
子育ての時期だけでもテトラ周辺は釣り禁止にして欲しいと思っています。
ちなみに私も釣りが趣味ですがここではやりません。